2012年8月24日金曜日

エアラーメン(二郎インスパイア) Lv.20

皆様ごきげんよう。
豚骨スープの元、自虐さんです。

学生時代に住んでた寮のお風呂は入浴剤なしで白濁していました。


唐突ですが、自虐さんはパンチの効いたラーメンが好きです。
一般人の内臓を破壊する事を目的としているとしか思えないぐらいのボリュームのラーメンが大好きです。

そんな私が一ヶ月近く爆盛りラーメンを摂取していません。正直、発狂しそうです。
画像はイメージです。(写真無かったんで別の店のです。後で差し替える予定)




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一歩通行の道路を迂回して、車一台がかろうじて通ることのできる細い道を慎重に進む。

少し歩く事になるけど、最寄りより少し離れたコインパーキングに車をとめる。こっちの方がちょっぴり安い。
車のドアを開けると立ち昇る湿った熱い空気、遠くからかすかにセミの声。

店まで3分でもいいリハビリになるだろう。


角を曲がると馴染みの看板が見える。列には5~6人と、あまり待たずにありつけそうな予感に胃の方も素直に反応する。まずは食券の購入だ。

券売機の前で迷いは禁物。注文のラーメンはすでに心の中で固まっている。
しかし、久し振りの店内の空気を暫し堪能するぐらいはセーフのハズ。

黒の食券(豚ダブルに麺400g)を握りしめ列の最後尾に戻ると、早速店員さんが食券チェックに来た。
順調順調。この分だと次のロットには入れそうだ。
………
……

いよいよ順番が回って来た。店員さんの案内に従い店内へ進む。

店主に会釈を入れ、お箸、レンゲ(この店はレンゲ有り)、おしぼり、お冷、の順で用意して奥の席に向かう。
この辺の手順を忘れてなくて、少しほっとする。

席に着くと、余程タイミングが良かったのか、すぐにお馴染みのコールがあった。

「ニンニク入れますか!?」

間髪入れずに希望のトッピングを伝える。今日はニンニクも解禁だ!


テンポ良く湯切りされる独特の極太縮れ麺、タイミングを見計らって茹でられたシャキシャキの野菜に続き、蕩ける口溶けの豚(バラ)、脂と肉の旨さを凝縮した極厚豚(ウデ)が見事な手際で盛り付けられる。
コクの結晶、背脂が野菜の頂に冠雪し、一味唐辛子で鮮やかに彩られたらいよいよ完成!


合掌。

「いただきます!」


まずは系列店舗の中でも一番パンチの効いている豚骨醤油スープの味を堪能します。
(純粋にスープの味を楽しみたいなら、食べ始めに味わっておくことをお勧めします。)

並々と湛えられていたスープの喫水線が下がったのを見計らい、レンゲを駆使してスープを野菜の頂に注ぎ、背脂と一味唐辛子を全体に馴染ませる。

邪道と言われようが、これが自分なりの美味しい食べ方。

この頃になると、胃の蠕動運動はピークを迎え、一口目の到来を今か今かと待ち受ける。


今日の一口目は豚(バラ)!ひと塊りまるごと頬張り、噛みしめる。もう止まらない!

野菜を掻き込み口いっぱいのシャキシャキ感を満喫、スキマから箸をねじ込み麺を掴み、歯で噛り付き、引き摺りだし、たぐるッ!
引っ張り出し、齧り、啜るッ!

「ぞぶっ」「モニュ…モニュ…」
「がふっ…ハフ…」「シャク!シャク!シャク!」
「ズルッ」「もちゅっ」「ズルズルッ」「ズバババッ」「もちゅっ…もちゅっ…」


ああっ!豚(ウデ)が転がり落ちるッ!
間一髪で救出したその勢いで口の中に放り込み、思うがままに噛みしめる。

「ずぶっ」「サク…サク…サク…」「ずぶっ」「モニュ…モム…」

半分程食べ進んだ頃、小皿に盛られた増し脂と、初めに避難させておいた刻み生ニンニクの半分を投入し、スープに馴染ませる。

また、一心不乱に掻き込み、たぐる。
………
……

胃と心は満たされ、代わりに目の前の鉢が底を露わにする。

余韻に浸りたいところですが、食後の長居はご法度。
テーブルを拭き、食器をカウンター上段に置き、店主に声を掛ける。

合掌。

「ごちそうさまでしたッ!」

飲み干した鉢を得意気に、満面のドヤ顔で…。


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ああ心のふるさと、「ラーメン荘」。
いとしこいしや、「地球規模で考えろ」

(京都 深草)



そういえば「バキ」終わっちゃったね…

では☆

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