2012年7月25日水曜日

もどるダメ人間


皆様ごきげんよう。
釣行の集合時間を決めると、高確率で遅刻します、自虐さんです。

どこに出しても恥ずかしくないダメ人間。人として失格ですね。


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「あっかん、お茶買うんわせとった!」

インターの直前でUターンし、ついさっき買い物をしたコンビニにもどる。
一応相方に連絡は入れたものの、戻らずとも前回に引き続いてのタイムアップは....確実。
来る途中に買っておくようリクエストのあった冷凍のお茶をケースから取り出しレジにダッシュ。

余裕ぶっこいてシャワーとか浴びてるからこうなる。本当に申し訳ありませんでした。
あと冷静に考えたら、引き返してさらに遅れるぐらいなら正直に忘れてたこと謝ったほうがよかったなぁ。

15分ほど遅れで待ち合わせ場所に到着、相方に平謝り&みぐるしい言い訳をならべてお許しをいただき目的地にむけて出発。

遅刻も一度目じゃないのに許してくれる、この人は仏さまです。本当にすみませんでした。


さて今回の釣行は岡山県の柳井原貯水池、ボートからルアーでバスを狙います。
参加者は自虐+相方の二名、各一艇ずつ出して早朝~昼目処であがる予定での出船。
ちなみにココで釣りをするのは初めてです。

エンジンの使用はNGですのでご注意を!

空も明るくなり始めたころ、スロープに到着。
自虐艇は10フィートのパント(平底)タイプのアルミボート。キャリアに乗せてのカートップ仕様のため、先に準備に取り掛かります。

もたもたと準備をしているとほかのトレーラーが降りてきたので、あわてて準備を急ぐ。(スロープの写真は昼に撮りました。)

相方は12フィートのVハルのアルミボート。トレーラーで引っ張ってきているので一瞬で準備完了。いいなぁ。

先日の雨でクリアと聞いていた水は濁り気味。アオコまで発生している始末。

とりあえず「あさイチはトップウォータープラグで!」というプランで用意していたので、久しぶりに出動するトップ用タックルに手を伸ばす。

タックル
ロッド:フェンウィック/テクナAV TF-62CL J
リール:シマノ/スコーピオン1001
ライン:巻いてない


...巻いてない?糸、巻いてない。

あきらめてスピナーベイトでテンポよく攻めて、先行している相方に追いつこうとがんばる。
あ、ちっちゃいけど向こうの方で相方が一匹目をクランクで釣った模様。
エレキの速度を最高速にし、まあまあ雑にウィード(水草)周りを撃っていく。
雑に着水したはずのスピナーベイトを間髪いれずバスがひったくる。
40ない。

タックル
ロッド:フェンウィック/テクナGP TAV-GP69CMH J
リール:シマノ/メタニウムMg7 L
ライン:POPEYE/PBフロロ16Lb
ルアー:EG/Dゾーン1/2oz

そのまま釣り進み相方とすれ違う。
どうやらアチラもイイのをあげてる模様。

最上流部に到着?インレット(池に水が注ぐ場所)的なものがない。
たまに見かける小さな沢や砂がせり上がった地形からすると、沢や湧き水がこの湖の主な水源になっているのかも。地形からしても隣の高梁川の三日月湖みたいなカンジだし、水草もいっぱい生えてるし。

ウイードの生育具合もイイことだし、ここはマキマキ(※1)といきましょう。


タックル
ロッド:フェンウィック/テクナGP TAV-GP69CM J
リール:シマノ/アンタレス L
ライン:POPEYE/PBフロロ14LB
ルアー:POPEYE/ウィードブレイカー忘れてきた。


忘れてきた?
...ない。

まあいいや。ゲーリーのジャンボグラブ1/8ozテキサスでマキマキするものの、釣れるのは豆サイズばっかり。

ぐるりとまわって半周付近、ここでやっと大きめのインレット発見。しかしバスの姿は見えず、見えたのは柳井原名物「巨大な雷魚」ちゃん。
への字になってやる気満々。今日は専用タックル持ってきてないから釣れないでね。

ここでシオカラトンボ発見。
近づいても逃げない?ああ、これって「もずのはやにえ」ってやつだ。


さらに下流側に進むとスロープの対岸ほど、水通しのよい垂直岩盤エリアに到達。
とりあえず落ちるものに反応があるか見てみる。

タックル
ロッド:フェンウィック/スーパーテクナ S-TAV62CM J
リール:シマノ/スコーピオンMg1001
ライン:東レ/バウオプレミアムプラス 7Lb
ルアー:ゲーリーヤマモト/5-3/4"カットテールワーム

ネコリグでセットし岩盤際に落としてみる。

....サイズはそこそこながらワンキャストワンヒット状態。ここは後でもう一回来よう。
それにしても、ケチって専用を使わなかったせいか、熱収縮チューブが仕事してくれない。
一匹釣るごとにワーム+タングステンシンカーが飛んでいく。


山陽道橋脚下でコバスと格闘していると相方が登場。しばしお弁当タイム。
このころになると太陽はほぼ真上にあり、容赦なく夏の日差しをおとしてくる。

再スタート後は最下流部、新幹線下まで移動。ここで探していたエビモの群生が見つかったのでプラン2の「なんちゃってパンチング」(※2)開始

タックル
ロッド:フェンウィック/テクナGP TAV-GP76CH-T J
リール:シマノ/スコーピオン1501
ライン:サンライン/スーパーバスPE #5
ルアー:バークレイ/バタフライクロー忘れてきた。

はぁ...

でも、パカクロー発見。こっちでいいや。
オールで移動してけっこう丹念にやってみましたが空振りでした。水がよかったんでイケると思ったのに。

新幹線下~山陽道のスロープ側の岸、オーバーハングをネコリグで攻める。
ボートポジションは約8m岸際から急深になっているようでウィードにからまない。何のアタリもないまま進んだ6mラインで糸の動きに違和感を感じる、

アワセたとたんに水面に突進してきたので、あっけなくランディングに成功したのは今日イチの40強サイズ。
暑さのあまり裸足。

その後は垂直岩盤に戻ろうとするもほかの釣り客が入っていて手が出せず。
11時をこえると他のボートもすべてあがってしまい、二艇のみになったところで二人で岩盤を攻めまくって終了。

結果、キロちょいを二本交えた相方に一歩及ばず5本で2キロちょいという結果でした。


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帰路途中サービスエリアでクールダウン。
夜に用事が入っていた為ゆっくりできませんでしたが、とりあえずマスカットソフトと蒜山カフェオレはおさえておきました。
実はこの後ラーメンもいただきました。


今回訪れた柳井原貯水池、印象は「おっきな池」といった感じでした。
風景もいいし、エビモ、キンギョモ、カナダモなどの多種多様な水草があるのも自分好みです。
初めてという事もあり、攻め切れていない部分があったので、時期を見て再度挑戦してみたいと思います。

今度は遅刻しないように...


では☆





(※1)マキマキ
ウィードの釣りが盛んな琵琶湖で生まれた釣り方。
水草が繁茂した場所でカーリーテールワームのテキサスリグを泳がせて釣る釣り方。
リールを巻いてワームを泳がせるので「マキマキ」。

因みにPOPEYE/ウィードブレイカーはマキマキ用に開発されたワーム。


(※2)(なんちゃって)パンチング
これもウィードの釣りが盛んな琵琶湖で生まれた釣り方。
水面まで延びてシェルターを形成した水草の塊に、通常使うより重いオモリを使用したテキサスリグで穴を開けるように貫通させて中の魚を釣る方法。
穴を開ける→パンチ のほうのパンチングね。

因みにバークレイ/バタフライクローもパンチングで有効なワーム。
なんちゃってが付いているのは、実際に琵琶湖でやったことないから。

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