2012年7月19日木曜日

ペットボトル釣法を分析してみた。

皆様ごきげんよう。
日焼けの跡がパンダみたい、自虐さんです。

鏡をみるとTシャツ&半パン焼けでパンダみたいな模様になっていて思わず吹き出す。
全裸で。



一食総自給。
鯉のフライ、テナガエビ、ヨシノボリ、カマツカのてんぷら。



おいしくいただくには泥抜きが必須。
カマツカのてんぷらはキスみたいな淡白な白身で特においしかった。これメインでねらう方法とかないのかなぁ。

(追記:カマツカとありましたが、どうもフツーのハゼっぽいです。)



先日は食糧確保の新たな手段「ペットボトル釣法」についてのご紹介と実釣の様子をご報告いたしました。

あれから何度か釣行を重ね、自分なりに特徴や問題点などが分かってきましたので、今回はその事についてまとめたように見せかけます。
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まずはペットボトル釣法(以後PB釣法)のメリットについてのおさらい。


①数撃ちゃあたる。
低コストで仕掛け数が増やせるのでHitの確率を上げられる。

②手っ取り早い。
仕掛け自体がコンパクトにまとめられているので、仕掛け投入までの時間が短縮できる。

③らくちん。
竿を必要としないため、少量の用意で釣りに臨める。


他の一般的なつり方と差別化できる大きなメリットはこのくらい。
それでも、そのメリットはかなり大きいと思います。


そして気がついた問題点。

①フッキング(針掛かり)
②エサの状態確認
③根掛かり回避能力
④遠投能力


特に感じられたのは①のフッキングについて。
大型の場合引っ張る力が強いので向こうアワセで十分ですが、中型や小型の場合引っ張ってペットボトルを倒しても針が貫通しない場合が多々あるように感じられました。

実際、倒れたので合わせると手応え無し。でも仕掛けにはウナギが絡んだ粘膜がびっしり付着。
糸を手持ちでアタリをとると小ぶりながらウナギが掛かったりしました。
これが置き竿だった場合、竿の反発力である程度自動的にフッキングしてくれます。
しかしPB釣法の場合、ペットボトルが倒れてはじめてしっかりとした抵抗が掛かるため、初期の針掛かりが甘くバレていることが多いと思われます。

しかしコレについては、ある程度のサイズ以上に的を絞る上でも有効という意見もあります。


次に②エサの状態確認。
置き竿の場合、竿の曲がり具合で細かいアタリや糸の弛みを目視確認できます。
しかしPB釣法の場合、暗くて糸が見えなければ細かいアタリを確認することもままなりません。
したがって、せっかく多くの仕掛けを投入してもエサをとられた状態で放置してしまいチャンスを棒に振る場合があります。
特にエサとりが多いポイントではこれで苦労しました。


そして③の根掛かり回避能力。
コレは特に相手が大きい場合、投入箇所に根が多いときに問題になります。
要はペットボトルが倒れる隙に根にもぐられる場合が頻発することです。
実際に根掛かりが外れたらウナギが付いていたことがありました。
あと、取り込みの際も手前が浅くテトラが入っているような場所の場合、寄せている途中でテトラにひっかかったりすることが考えられます。


最後に④遠投能力
コレはある程度慣れで片付く場合が多いです。
正直そんなに極端に遠投が必要な場合が多くないので、慣れとシチュエーション次第でどうにかなりそうですが、竿にくらべると遠投が困難なのは事実。


これらはPB釣法の利点である「竿リールいらない」の裏返し、釣り人には調整が困難な釣竿が発生させる力「戻ろうとする力」が無い事です。



で、解決方法として考えたのが

「PB&ロッド二本立て」

そのまんまです。

根掛かりが比較的少なく足場が高い、ウナギの通り道になる場所にペットボトルを数セット配置し、手前や仕掛け投入場所付近の根がきつい本気場所には竿仕掛け1本、多くて2本という構成。

竿仕掛けも~7ft前後のミディアムクラス以上のバスロッドで、テキサスリグ+太ミミズでバスフィッシングさながらの方法をためしてみようかと思います。ウナギのアタリとってみたい。

個人的には置き竿+鈴の「きよったで!」感も捨てがたいところです。

うしろで「ぼてっ」って聞こえたら、竿仕掛け即回収&PB仕掛け引き上げという流れでOK。


バス狙いでも濁りで反応がイマイチな夕マヅメとか、とりあえずミミズ掘ってPB+ミミズテキサス(もしくはキャロ)でウナギ狙いにシフトチェンジしてみても面白いかもです。



では☆





【おまけ】
やってみて感じたことなんか適当に。


・時合いはやっぱり日没3時間

・明るくなり始める1時間前も釣れる。

・水の色はカフェオレ~微妙に濁り ならOK。フツーの時はちょっときびしい。

・潮の干満が影響するポイントはやっぱり満潮前後。

・針先が消耗しやすい。甘くなった針は交換しておかないと掛からない。

・フナはなぜかペットボトルを倒さない。(流れが緩い所)

・張っていた糸が緩んでいたらエサをとられている可能性大。

・ミミズをセットするときは、垂らした先をもう一回針に刺しておく。

・小型はマジで仕掛けに絡みやすい。とりあえずハリスを長めに切って、後で外したほうがいい。


・指の間接部を糸で切りやすいので、軍手してたほうがいい。

・アワセる時のかけ声は「昇竜拳!」。元気よく声にだして行うこと。(「タイガーアパカッ!」も可)

・増水した河川に近づくことは危険なこと。できれば複数人でいくのがいい。ホントに気をつけてムリしないでね。

・釣行前に死亡フラグ的な言葉を残さない。(マジで)

・最新道具一式。水汲みバケツは要る。


・ビクってあるとベンリ。

・へたに切れない包丁より、カッターナイフのほうが捌きやすかったりする。


・濁りが強いとよく釣れるアメリカナマズ。背と胸のヒレにトゲがあるので注意。ちなみに水がクリアだとブルーギルがよく掛かる。


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