歯磨き粉変えました、自虐さんです。
歯を白くするヤツ(笑)に。
歯のホワイトニングって歯科でやると高いのね。
では昨日の前編に引き続きBasser誌 2000年10月号 No.106後編をお送りいたします。
後半トップバターは前回タイトル間違えていた「続・黒鱒道中膝栗毛」から。
おなじみの編集コンビ・マイケルとジミーが各地のポイントを釣り歩くこの企画、この号では岐阜県大江川とその周辺を訪れています。
川フローターいいですね。でも戻りがしんどそう。
そしておたのしみの「秘密のクランクベイト」のコーナー。
単行本が出たときは速攻で買いました!
この号ではクランクはクランクでもリップレスクランクベイト、つまり「バイブレーションプラグ」について。
構造的な原型はクランクベイトより早くに出来上がっていたとのこと。
お話はやはり「どのプロのBOXにも入っている」といわれる「ラトルトラップ」と「ラトリンスポット」の2大メジャーに言及。ラトルって偶然の産物なんですね。
ホットタイガーカラーのスポットは当時安くてよく釣れた記憶があります。
故・牧朗氏のイラストが目印の「Maki's Walking Dog」
Basser氏でイラストとくればスグに思い浮かぶのがこの方。
残念ながら牧朗氏は2006年にお亡くなりになられました。ご冥福をお祈りします。
写真はありませんがここで2Pにわたって兵庫県の加西野池群をとりまく問題についてのレポートが。
こういった問題提起にページを使えるこの雑誌が好きです。
さて、次は2000年のワールドシリーズ第三戦、秋田県八郎潟で開催された「エバーグリーンカップ」のレポート。
浚渫付近の捨石を1/2ozラバージグで攻略した庄司潤プロが優勝し、年間順位を7位まで引き上げました。
ロッドはfenwick/ゴールデンウイングコンペティション GWC-60CMH J!
いまでもあったら欲しい、ボートでのラバージグのスペシャリストロッドですね。
次は写真クオリティ業界紙No1のBasser誌の写真を撮影するカメラマン、森文俊氏の「今日のワタシが釣れないワケ」のコーナー。
釣り人は釣れた魚から魚の状態を推理するしかありませんが、実際に水中で写真撮影するこの人の言葉には普通以上の説得力があります。これも単行本で出してほしいな。
お次はバスフィッシング業界のご意見番、吉田幸二御大の「吉田幸二に訊け」。
読者からの問いに御大が答えるこのコーナー。
長い業界経験と、実際に行動してる人の視点から真摯に答える。
賛否あるかもしれませんが、わたくしは好きでいつも参考にさせていただいておりました。
アメリカ・フランボーリバーでのカヌーフィッシング記事
やはりこの雑誌は写真がいい。臨場感を重視する構成がBasser誌のいいトコロ。
そしてBasser誌のもうひとついいトコロ、アメリカトーナメント記事。
当時高額賞金で世間を沸かせたFLWのカテゴリー「RED MAN」のオールアメリカンのレポート。
優勝はリック・クラン!やっぱりこの人すごいわ~。
最後にイラストレーターもりなをこ嬢のコーナー。
この回は特にこの人のシュミが出てる?
あとは目に付いた広告をひかえめに紹介。
アカシヨットのFRP艇「ハイドロ」の広告を発見。
レンタルボートでお世話になった人も多いのでは?
ゲーリーヤマモトの広告。
このころは「ヤマセンコー」ではなく、普通に「センコー」でした。
ぜナックの広告。
このころの竿をいまでも使っていますが、今の竿に引けをとらない感度です。
この辺も今でもあったらほしい竿です。
以上、Basser誌2000年10月号を振り返りました。
前半の冒頭で雑誌の厚みに言及しましたが、この雑誌は時代によってサイズと厚みがいろいろと変わってきた経緯があります。
この2000年ごろが最も大きく、分厚い時代でした。
時代によってそのような変遷はありますが、バスフィッシング草創期より、競合他誌と一線を画す誌面構成でいままで業界を牽引してきた老舗雑誌と言えます。
匂いまで感じれる気がする臨場感あふれる写真、
アメリカトーナメントレポートから読み取る最新メソッド、
国内トーナメントの詳細とプロの活躍&きになるその道具箱の中身、
新商品紹介を絡めたリグの基本解説と最新のアレンジ、
釣り業界の動向レポートなどなど。
これからも読み応えのある専門誌として、多くのバスアングラーの情報源となってほしいと思います。
では☆
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