2012年12月10日月曜日

蔵出し釣具日記 サンケイベイト/バスボーイ と謎ルアー

皆様ごきげんよう。
ちゃんと生きてますよ!自虐さんです。


最近手抜きが目に余るので久しぶりにこのーコーナーにまいります。




ご無沙汰の「蔵出し釣具日記」
今回は 「謎ルアー」編です。






正直に申しますと、わたくしは学生時代から古い釣具屋さんでの「えぐり」(※1)を嗜んでおりました。


当時メインの足だった原付の機動性を活かし、古いタウンページを見つけてはいろんな釣具屋さんを巡ったものです。




今日ご紹介するのは地元から程近いローカル線の駅近くの古い釣具屋、その棚の置くでサナギ粉の横にひっそりと眠っていたこの子たちです。





どちらも「パッケージがナイロン袋ONLY」という、なかなかお目にかかれない仕様。
(中古ルアーではりません)



まずは有名なこの子から。

サンケイベイト/バスボーイ





当時そんなに有名でもなかったはずの某ルアーを華麗にインスパイアしたこの子。

本家本元同様、どちらからでも動くボディデザイン。


しかし、肝心のアイは無く、ためらい穴(?)のみ。この部分こそこの子のアイデンティティ。

「逆から泳がしたければ、自分でヒートンねじ込みやがれ」という事なのでしょうか?



参考画像
本家「ヒノウエ/コブラ」





因みに袋にはしっかり注意書きまであり。(PL法?)

¥300ナリ







さて問題はこっちちら。




ヘドンの「ビッグヘッド」を意識した鉄板リグが特徴。
ただし造りがあきらかに残念。

この子もこの状態でホコリをかぶっていました。




色々調べた結果、アクションルアーズの「STAN'S STUFF」というルアーに酷似しています。




この子たちとの出会いから十数年、この前通りかかった時はすでにお店はなくなっていました.....



はたして真相は....









(※1)えぐり
主に製造中止になった希少価値の高いルアー、釣具を探す行為。
子供の頃に欲しくても買えなかったあのルアーに再び逢えるこの感動。
歴史あるお店の棚の奥深くにひっそりと佇む彼らは、きっと僕のことを待ってるに違いない!

「えぐり」には色々お作法があります。興奮する気持ちを抑え、紳士的にえぐりましょう。





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